日本の関税の現状を世界と比較して正しく理解しよう

 日本にもたらされる海外からの品物には関税がかけられています。
様々な品目に様々な税率がかけられ、国内産業が保護されているのです。
では具体的に、日本の関税は現在どのようになっているのか知っていますか?世界と比べてどうなのか、知っているでしょうか?日本の関税を世界と比較して、今後日本がどうあるべきかを考えていきましょう。
平均関税率の比較 品目によってかなりばらつきのある関税の税率ですが、わかりやすいように平均値をとって、世界と比べてみましょう。
とはいっても、先進国と開発途上国では状況がかなり違うので、先進国の中で比べてみます。
すると、日本の関税率は他の国と比べてかなり低いことがわかります。
農産物について 平均関税率はかなり低いことが分かりましたが、品目によっては高いものもあります。
日本の輸入品で高い関税率がかけられているものの代表は、農産物です。
農家の数が少なく、安い農作物が作りにくいのが現状なので、輸入品が低い関税で入ってくると大きな打撃を受けてしまうのです。
しかし、個々の品目を見ていくと、世界に比べて関税率は低い方に位置します。
他の国では関税以外での保護政策も手厚くなされているところが多いので、農産物の保護の点から言うと日本はかなり脆弱と言えます。
 ではなぜ農作物全体でみると関税率が高く見えてしまうのかと言えば、米や小麦など、際立って関税率が高い品物があるからです。
穀物類は農作物のなかでもエネルギー源として重要なものと位置づけられ、自給率が低いとリスクが大きくなるものと考えられています。
特に米は日本人の主食なので、手厚く保護されていると言えます。
日本の関税の現状 日本の関税は、農産物の特定の品目を除いてはかなり低いことがわかります。
工業製品はまだいいとしても、厳しい状態にある農産物の保護は十分でないと言えるでしょう。
関税だけでなく、それ以外の保護政策も駆使しながら、日本の農業の保護には力を入れる必要がありそうです。